「仮定法」とは?
If it is sunny tomorrow, I will go fishing.(もし明日晴れれば,私は釣りに行きます。)
- この文は仮定法ではありません。 (→※上の文は「直説法」といいます。)
- If it is sunny tomorrowの部分は,単なる条件を表しています。
If it were sunny, I would go fishing.(もし晴れていれば,私は釣りに行くのに。)
- この文は仮定法です。
- If it were sunnyの部分は,現在の事実とは逆のことを仮定・想像しています。
If I were a bird, I could fly to you.
(もし私が鳥なら,あなたのところに飛んでいけるのに。)
仮定法を使わずに表現するなら…(↓)
Because I am not a bird, I cannot fly to you.(私は鳥ではないので,あなたのところに飛んでいけません。)
If I knew his address, I could write to him.
(もし彼の住所を知っていれば,私は彼に手紙が書けるのに。)
仮定法を使わずに表現するなら…(↓)
Because I don’t know his address, I cannot write to him.(彼の住所を知らないので,私は彼に手紙が書けません。)
【仮定法過去】
If+主語+動詞の過去形,主語+助動詞の過去形+動詞の原形
(be動詞ならwere) (could,wouldなど)
意味:「もし~なら,…なのに。」
補足 『仮定法過去』は,①現在の事実に反する仮定 または ②実現する可能性が低い想像を表します。
[問1] 次の日本文を英文にしなさい。
⑴ もし私があなたなら,私はそうしないだろうに。
⑵ もし彼が来れば,私たちといっしょにサッカーができるのに。
⑶ もし私が金持ち(rich)なら,外国に行けるのに。
I wish I had many friends.(私に友だちがたくさんいればなあ。)
I wish I could speak English.(私が英語を話せればなあ。)
I wish she were here.(彼女がここにいたらなあ。)
I wish+主語+動詞(助動詞)の過去形
(be動詞ならwere)
意味:「~ならなあ。」
補足 『I wish~』の文は,①現在の事実に反する願望 または ②実現する可能性が低い願望を表します。
[問2] 次の日本文を英文にしなさい。
⑴ 私が彼女の名前を知っていればなあ。
⑵ 私がもっと速く走れたらなあ。
参考 仮定法過去の『were』
仮定法過去では,たとえば主語が「I」や「he」などのときでも「were」を使います。
(※ただし,文法上はwereが正しいとされていますが,近年の英語では「was」を使ってもまちがいとはいえません。)
【解答】仮定法過去
[問1]
⑴ If I were you, I would not do so.
⑵ If he came, he could play soccer with us.
⑶ If I were rich, I could go abroad.
[問2]
⑴ I wish I knew her name.
⑵ I wish I could run faster.
