
予習なんてできるはずがないよ…。
英語が苦手な人ほどそう思うものです。
予習をすることの本当の意味、目的、大切さ。
それは普段からやっている人にしか理解できません。
では、その予習の目的とは一体なんでしょう?
英語が苦手な原因
学校の授業の中でこのように感じたことはありませんか?

どうしてボクだけ理解できないんだろう?

わたしは頭が悪いのかなぁ…
大抵の場合、それは学校の先生の解説が、情報として耳に入ってこないのが原因です。
つまり、授業に対する先入観・苦手意識からすでに勝負が決まっているということ。
授業内容をちゃんと理解できるかどうかは、精神状態に大きく左右されているということです。
予習をして授業に対するモチベーションを高めましょう
予習をするいちばんの目的はそこにあります。

これは知ってる!
そう思うことが気持ちに余裕をもたせてくれます。
当然、その点は英語に限った話ではありません。
巷に予習中心の学習塾が多いのは、おそらくそういう理由でしょう。

自分だけでやれる英語の予習法はあります!(↓)
予習法①:英単語だけ書けるようにしておく
予習法②:教科書の本文を読めるようにしておく(音読必須)
このとき、内容の理解は不要です。
予習法③:文法の形だけ頭に入れておく
英語が苦手な子ほど復習に意識を置く傾向にあります
今、学校で学習していることそっちのけで、ずっと昔に習ったことを復習しようとしていませんか?

まずは復習でしょ!
保護者ですらそう考えてしまいがちです。
もちろん、過去の復習がまったく不要とは言いません。
しかし内容理解までホントに自分一人の力でできるでしょうか?

学校の授業が理解できないから、自分でなんとかしなきゃ…
こう思った時点ですでに悪循環にハマってます。
わざわざ復習に時間を使わなくても、重要な文法・構文はいずれまた必ず出てきます。
英語の勉強をしているとき、
「ココの文法がわからないなぁ…」
過去の内容を勉強するとしたら、そこがタイミングです。
その日あった授業の復習ももちろん大事です
知識をしっかり定着させるのに、復習は必要不可欠です。
ただ、まずは授業の内容がしっかり理解できなければ、復習するモチベーションもなかなか上がりませんし、勉強も捗りません。
↓
② 授業が理解できる
↓
③ 復習してその日の授業内容を定着させる
上の流れ(リズム)をしっかりつくること。
「過去にさかのぼった復習」ではなく、
「その日勉強したことの復習」のほうを優先させること。
自宅での学習で、授業の復習を習慣化させるきっかけづくりのためにも、やはり予習は大切です。

苦手な人ほど、「今まで」より「これから」です!
きっかけを掴むにはまず予習から。